社会公開セミナー(前 イブニングセミナー)

前のページに戻る

社会公開セミナーについて

社会公開セミナー

茨城県内には、科学技術の研究・開発に携わる研究機関、教育機関、民間企業が多数立地しており、科学技術に関心をもつ多くの市民の方々が在住しておられます。科学技術に携わる方々が研究・技術上の交流を行うこと、さらには、分野を超えて科学技術の理念や方向性について意見を交わすことは、科学技術の健全かつ一層の発展のために有意義なことと考えられます。

茨城大学大学院理工学研究科では、地域に立脚した開かれた大学としての充実を目指しております。

本セミナーは、科学技術の研究・開発に携わる方々、関心をもたれている市民の方々を対象とした研究・技術上の交流と人的ネットワーク形成の機会の提供を目的に企画し、茨城大学大学院生と伴に参加できるセミナーとして開催いたしますので、皆様方のご参加お待ちしております。

どなたでも、お申し込みが無く無料で受講することができます。

【主催】茨城大学大学院理工学研究科
【後援】(公財)日立財団 高尾基金

このセミナーは、(公財)小平記念日立教育振興財団 高尾基金からの支援を受けて開催されています。(公財)小平記念日立教育振興財団 高尾基金は、茨城大学工学部の前身である多賀高等工業学校の設立にあたり中心的な役割を果たされるなど、地域教育の振興や日立市の町づくりのために尽力された、(株)日立製作所 元副社長 故高尾直三郎氏のご遺族からの遺贈財産を基金としています。

平成28年度 社会公開セミナーポスター

開催日 5/12~6/30の木曜日(本ページ下部のプログラムをご参照ください)
開催時間 18:00 ~ 19:30
開催場所 茨城大学工学部 E1棟 1階 10番教室
キャンパスまでの地図 キャンパスマップ
お問い合わせ 茨城大学工学部総務係
茨城県日立市中成沢町4-12-1
TEL:0294-38-5004

平成28年度社会公開セミナープログラム

月日講演題目及び講師講演内容
5/12(木) 自治体災害対策本部を対象とした災害時情報共有システム ―市町村型災害情報共通プラットフォーム―

石田 智行
茨城大学大学院理工学研究科
情報工学専攻 講師
東日本大震災による津波被害や御嶽山の火山噴火、台風による茨城県常総市の豪雨被害などに代表されるように、日本は地震、津波、火山噴火や大豪雨などの自然災害が多発する地域であり、住民の安全と安心を守るうえで「防災・減災」に資する技術の開発はもっとも重要な研究テーマの一つとなっています。本講演では、大規模自然災害時における様々な課題を取り上げ、ICTを駆使した自治体災害対策本部のための情報発信・情報共有の方法等について解説します。
5/19(木) 変化球はなぜ変化するのか

姫野 龍太郎
理化学研究所
情報基盤センター センター長
野球ボールの軌道が変化する理由を流体力学で解説するとともに、ボールの周りの流れをコンピュータを使って解析することで、流れの様子を示す。また、このようなコンピュータシミュレーションで予想された変化は実際に起こるのか、実験的に試した結果や、まだ変化球に解明されていない謎があるのか、さらには投球動作の解析結果なども紹介する。
5/26(木) 原子力発電所の耐震設計に関わる取組み紹介

飯島 唯司
日立GEニュークリアエナジー
原子力計画部 耐震計画Gr
グループリーダー
原子力発電所の耐震設計に関わる取組みを紹介します。耐震設計の考え方や設計方法の概要を解説し、弊社の会社概要と合わせ、弊社における研究開発などの取組みを紹介します。
6/2(木) 海洋研究の最前線 ―海洋研究の過去、現在そして未来―

増永 英治
茨城大学広域水圏教育研究センター
助教
海洋現象は、気象や私たちの生活に必要な水産資源と密接に関わっている。これまでの研究により多くの海洋現象が解明されつつあるが、未だに解明されていない現象は多い。本講義では、海洋研究の基礎をその歴史を含め紹介し、最先端の観測システムや予測モデリング技術を解説する。
6/9(木) エネルギーを貯蓄する夢の箱「蓄電池」 ―蓄電池・電極材料の材料科学―

市坪 哲
京都大学大学院工学研究科
材料工学専攻 准教授
近年、エコロジー、省エネルギー、環境問題などの観点から、効率よく初電をして余剰エネルギーを蓄えるいわゆる蓄電池の開発が盛んになっています.その用途は、電気自動車のみならず、工場のバックアップ電源や、家庭用低地電源など多様化しつつあります.この蓄電池の仕組みを概観し、そして近年の発展しつつある新型電池のメカニズムを説明し、材料科学の観点からどのような取り組みがあるかについて解説します。
6/16(木) Si系高効率薄膜太陽電池を目指して
―新材料との出会いから太陽電池動作まで―


末益 崇
筑波大学大学院数理物質科学研究科
教授
結晶Si太陽電池は、豊富な元素で構成され、成熟した技術に支えられていることから市場の8割以上を占めています。しかし、その変換効率は、ほぼ飽和しています。今後、変換効率を格段に上げる方法の1つとして、禁制帯幅の大きな半導体と結晶Siを組み合わせるタンデム型太陽電池が考えられます。Si系赤外発光素子材料の研究から、薄膜太陽電池用の新材料が見つかりました。その材料の可能性と今後の展望を紹介します。
6/23(木) 「ホントは危ない、インターネット」
―サイバーセキュリティ最前線―


三宅 功
NTTデータ先端技術株式会社
代表取締役社長
近年のインターネットの普及、IT化の進展の一方で、サイバー攻撃の脅威が一段と高まっている。特に、インターネットからのサイバー攻撃は大きな社会問題となっている。本講義では現在のサイバー攻撃の実態、これがどのように行われ、防御するにはどのような仕組みが必要になるか、できるだけ具体例を交えつつ解説する。
6/30(木) 身近になりつつある「π共役」高分子
―電気を流す高分子、光を発する高分子―


福元 博基
茨城大学大学院理工学研究科
量子線科学専攻 准教授
買い物をしたときにレジでもらう袋、電子レンジで温めるときに使う食品用容器など、私たちが普段使う製品にはその用途に応じて様々な高分子が使われています。一般に高分子は絶縁体と言われていますが、中には導電性を示す高分子も存在します。このような高分子は「π共役」高分子と呼ばれ、従来の高分子とは異なる性質を示すことから、電子・光機能材料への応用が期待されています。本講演では、π共役高分子の基礎から応用まで、最近のトピックスを交えて説明します。

〔都合により講師や講演題目が変更になる場合もあります〕

このページの先頭へ