第46回生体分子科学討論会で優良ポスター賞を受賞しました

受賞者: 理工学研究科学 田中美葵さん (M2)
受賞日: 2019/6/21
賞の名称: 優良ポスター賞
表彰者: 第46回生体分子科学討論会
表彰内容 : TRPV1のシステインの役割を解明するための構造生物学的研究

大学院理工学研究科量子線科学専攻・博士前期課程2年の田中美葵さん (海野昌喜研究室) が、第46回生体分子科学討論会 (2019年6月21, 22日、筑波大学) において優良ポスター賞を受賞しました。

この研究は、ヒトが熱さや辛味を感じる時に働くセンサータンパク質の一つであるTRPV1タンパク質の構造研究です。田中さんはヒトTRPV1の細胞内ドメインである "アンキリンリピートドメイン" の精製法確立と結晶化に成功しました。今後、X線結晶構造解析で詳細な立体構造がわかることが期待されます。詳細な立体構造がわかれば、このタンパク質の作用機序を明らかにする第一歩になり、関連した疾病の治療薬などの開発へとつながる情報になります。

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