機械システム工学専攻博士前期課程1年の天野倉一誠さんが鉄道技術連合シンポジウム(J-RAIL2019)で「ショットガンセッション学生優秀賞」受賞しました

大学院理工学研究科機械システム工学専攻博士前期課程1年の天野倉一誠さんが、第26回鉄道技術連合シンポジウム(J-RAIL2019)において発表した研究で「ショットガンセッション学生優秀賞」を受賞しました.

鉄道技術連合シンポジウム(J-RAIL)は日本機械学会,土木学会,電気学会の鉄道に係る部会が順番に主催,共催する鉄道シンポジウムであり,上記3学会に関わる鉄道の研究者・技術者、学生が参加して研究成果を発表しています.2019年12月4日~6日にかけて国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で開催されたJ-RAIL2019において,天野倉さんは「鉄道車両の単眼車載カメラによる曲線開始位置の推定」というテーマでポスター発表をおこないました.この研究では,軌道側に設置する地上子などのインフラ設備に頼ることなく,鉄道車両に設置された車載カメラにて曲線開始位置を推定する手法について検討しています.この研究内容が新規性に富み,優秀であると認められ,このたびの受賞にいたりました.

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天野倉一誠さん

天野さんのコメント

この度はショットガンセッション学生優秀賞を頂き、大変光栄に存じます。また、本研究が一定の評価を受けたことを大変嬉しく存じます。今回の受賞は指導教員である道辻洋平准教授の丁寧な指導をはじめとし、日頃の研究活動を支えてくれた研究室の仲間などの協力があっての結果であり、心より感謝申し上げます。この受賞を励みに、今後も研究生活に努めていきたいと思います。