電気電子工学専攻2年 長山智哉さんが電気学会新エネルギー環境研究会「若手優良発表賞」を受賞

2017年の電気学会新エネルギー環境研究会が主催する研究会で研究発表を行った若手研究者および学生の中から, 特に優良な発表を行うことができた学生や研究者に贈る 「若手優良発表賞」を茨城大学大学院理工学研究科博士前期課程電気電子工学専攻2年の長山智哉さんが受賞しました。

題目

電気学会新エネルギー環境研究会(2017年9月14・15日・滋賀県立大学) FTE-17-024「キセノンフラッシュランプを用いた太陽光パネル性能評価装置によるパネル温度推定」

概要

熱電対などの追加の温度測定用装置を利用しなくても, 電気電子工学科のエネルギーシステム研究室で長山らが開発を行ってきた太陽光パネルの性能評価装置のみで, 太陽光パネルの温度を推定することができる手法を提案し, シミュレーションと実験の両面から, 提案しているように熱電対など追加の温度測定用装置を使わなくても 性能評価指標の補正に利用可能なパネル温度を求めることができることを示した。 また,その温度を性能評価指標にフィードバックして,性能評価指標を温度補正すれば, 劣化や故障の兆候が表れる初期段階でも太陽光パネルの劣化を検出できること確認した。

長山智哉さんのコメント

この度は新エネルギー環境研究会において若手優秀発表賞を受賞することができ大変光栄に思います。 この度の受賞は指導教員である田中先生の丁寧な指導と研究室の仲間に支えがあったからこそだと感じております。 今後はここまで学んできたことを基にさらに努力を続けるとともに後輩の指導などにも活かしていきたいと思っております。