佐藤遼太さん(理工学研究科博士前期課程2年)が第27回ライフサポート学会フロンティア講演会でライフサポート学会奨励賞を受賞しました

工学部機械工学科の増澤 徹 教授長 真啓 助教の研究室に所属している大学院理工学研究科博士前期課程2年の佐藤遼太さんが2018年3月9、10日に杏林大学猪頭キャンパスで開催された第27回ライフサポート学会フロンティア講演会にて、ライフサポート学会奨励賞を受賞しました。本賞は、全国の国公私立大学卒業予定者・大学院修了予定者および高等専門学校の専攻科修了予定者のうちから、人格、学業ともに最優秀で、卒業研究、修士・博士課程における研究において、生命・生活支援技術の発展に積極的に取り組んだ学生に贈られるものです。


受賞テーマ

心拍同期型体外設置磁気浮上血液ポンプの研究開発

受賞者のコメント

この度は、第27回ライフサポート学会奨励賞を受賞したこと大変嬉しく思います。私は「心不全治療を目指した対外設置型磁気浮上血液ポンプの開発」をテーマに研究しています。授賞対象となりました。研究では、開発したマグネットカップリング機構を用いて血液ポンプを駆動可能とすることで、心拍に同期してポンプ流量を変化させる際の浮上インペラの振動抑制、磁気軸受の発熱の回避、磁気浮上モータの制御系および構造の簡略化を行いました。この研究成果を評価していただいたこと大変感謝しております。このような名誉ある賞を頂くことが出来たのは、指導教官である増澤徹先生、長真啓先生をはじめ、私に関わってくださった方々のおかげです。これからも先生方から受けた御恩に報いるべく、研究に精進してまいります。この度は本当にありがとうございました。